ビューティーナビコラム

【対談】『手荒れ撲滅運動』を通して伝えたい“本当に大切なこと”

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関川 忍氏×松島 亘氏×平松 泰人氏
「『手荒れ撲滅運動』を通して伝えたい“本当に大切なこと”」

∽∽∽∽株式会社アイザ 代表取締役社長 関川忍氏 プロフィール∽∽∽∽



日本美容専門学校を卒業後、美容師、メーカーインストラクター兼営業、美容ディラーを経験。2007年に自分の娘のアトピーに悩ませれ、それまでに培った経験を活かし、子供でも安心して使えるシャンプー「キュベシノブ」を開発。2012年その賢知を深めるため、次世代の教育者育成と美容業界の基礎学力の向上を目指して発足した教育機関「SACRO SCIENTIFIC ACADEMY(サクロ サイエンティフィック アカデミー)の門を叩く。現在は世界で唯一のシャンプーソムリエとして、理美容師さんの手荒れを無くす活動や、敏感肌で悩む方の救済に力を注いでいる。毎日更新されるシャンプーソムリエのブログは、真実を語り分かりやすいとファンが多い。
ブログ
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∽∽∽∽∽株式会社FU-DO 代表取締役社長 松島亘氏 プロフィール∽∽∽∽



国際理容美容専門学校卒業後、都内某サロンに入社。箸が使えないほど手荒れがひどく美容師の道を断念。翌年、ディーラーの(株)きくや美粧堂に入社。13年間営業を務めた。退職後は我孫子市にある「CONKS」を経営し、同時にシャンプーソムリエ関川氏の手荒れ撲滅運動に参加。自サロンではスタッフの手荒れがなくなるよう全シャンプー台にマイクロバブルを設置し業務用のシャンプーも全てキュベシノブシャンプーに変更し少しずつ手荒れが治ってきているという。
CONKS(コンクス)店舗詳細
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∽∽∽∽株式会社オーティアットRC 代表取締役 平松泰人氏 プロフィール∽∽∽∽



PASADENA CITY COLLEGE卒業後、東京・長崎の美容代理店に15年勤務、プロの美容師育成の仕事に携わる。2008年9月オーティアットRC設立 美容室専門マーケティングコンサルタントとして全国の中小規模サロンの集客・販促の仕組み作りを実践し年間260回の講演、セミナー、コンサルティングで成果を生み出している。美容室専門書「パルッキー超使いこなし読本1、2」出版、さらに昨年5月には美容現場でのアナログ販促成果をまとめた「ミラクルPOP読本」を出版。そして美容室ではまだまだ本格的に取り組まれていないブログ、Facebookなどソーシャルメディアを活用した集客の実践を推進している。
ブログ
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■「手荒れ撲滅運動」を始めたきっかけ

>ビューティーナビ:松島さんが「手荒れ撲滅運動」を始めたのは、何がきっかけだったのでしょうか?

>松島氏:僕は16年前、手荒れが原因で美容師を辞めました。本当にひどい手荒れで、箸がもてないほどでした。寮生活だったのですが、食事のときは、親指だけはさんで食べることができる“Myお箸”を持っていました。

美容師を辞め、ディーラーで働いていていた最初の頃は「手荒れを撲滅するぞ!」というような強い意識はまだそこまでありませんでしたが、自分でお店を経営するようになり、スタッフが僕のコピーのようなひどい手荒れをしているのを見て、刺激が少ないものを探したり、何十種類もサンプルを試したのですが一向に良くなりませんでした。

何か解決方法はないかネットで検索をしていたとき、関川さんの存在を知りました。ディーラー同士だと商品についてはなかなか話しづらい部分もありましたが、「スタッフの手荒れを良くする」という同じ目的があったので、勇気を出して関川さんに連絡をして、“手荒れを治したい”とう話をし、それがきっかけで関川さんが作っているキュベシノブ シャンプーを導入させてもらいました。

>ビューティーナビ:関川さんが開発されたキュベシノブ シャンプーを導入してみて、どのような変化がありましたか?

>松島氏:やはり手荒れの進行は止まりましたね。シャンプーだけ変えたのはでなく、水も水道水ではなくマイクロバブルというものに変えてくれる機械があるので、シャンプーとあわせて導入をしました。

スタッフは、僕がしたその選択が、自分たちスタッフのことをよく考えてくれたんだな、と嬉しかったみたいで、そこまで考えてくれたんなら、ということで家でも使ってくれて、家でもケアしてもらうことによって、進行せず良くなっている実感があったみたいです。

>ビューティーナビ:キュベシノブシャンプーを導入したのは、今からどれくらい前になりますか?

>松島氏:2年前ですね。

■「キュベシノブ シャンプー」が誕生した理由

>ビューティーナビ:関川さんがキュベシノブ シャンプーを作ったきっかけはなんだったのでしょうか?

>関川氏:僕も松島さんと同じで、美容のディーラーをしていました。たまたま娘が3歳くらいのときにアレルギーを発症してしまい、その時初めてアトピーなどを身近に感じました。皮膚科に連れて行き血液検査をしたら、6種類くらいアレルギーが出てしまって。

>ビューティーナビ:アレルギーは“遺伝”と関係していると聞いたことがありますが、本当ですか?

>関川氏:うちの娘は帝王切開で産まれたのですが、帝王切開で生まれた子は産道を通ってないので、必要な菌をもらっておらず、アトピーなどになりやすいみたいなんです。

母親自体が手荒れで美容師を辞めているので多少遺伝もあるかもしれませんが、元々免疫を作る菌を持たずに生まれてきたので、それが大きな原因だと思っています。

病院に行くと5~6種類の薬をもらうのですが、お風呂から出るとその薬を、頭、目、関節、など全部使い分けて薬を塗るので、上がってから30分くらいは薬を塗る時間になってしまいます。漢方も飲んだりもしましたが、薬だと抑えるだけなので、直接肌に触れるものを見直さなければいけないんだな、とその時感じました。

まず肌に触れるものを変えていけば良くなるのではないかと考え、石鹸やシャンプーについて調べてみたところ、当時家で使っていた石鹸やシャンプーが、肌の弱い子にとっては刺激が強いものだというのがわかりました。

ディーラーをやっていたこともあり、無添加のシャンプーなど刺激が弱い商品を取り寄せてみましたが、かゆみは止まらず、薬局やドラッグストアなどの安全だと言われる商品を500種類くらい試してみましたが症状がよくなることはなく、それで自分で作ることを決心しました。

>ビューティーナビ:界面活性剤が重要だとお聞きしたことがありますが、本当ですか?

>関川氏:はい。シャンプーを作るときに一番考えたのが界面活性剤でした。どの界面活性剤なら、すでに荒れてしまっている人に対して優しいのかを、何百種類もある中調べていった結果、現在キュベシノブ シャンプーで使っている界面活性剤が一番安全性が高いということがわかりました。

>ビューティーナビ:それを見つけるまでにどれくらいの期間がかかりましたか?

>関川氏:リニューアルを繰り返し、5年くらいかかりましたね。

■「キュベシノブ シャンプー」を広めたいと思った原動力

>ビューティーナビ:現在キュベシノブ シャンプーを取り扱っている代理店の東日本担当が松島さんで、西日本担当が平松さんとお聞きしましたが、平松さんがキュベシノブ シャンプーと出会ったきっかけを教えてください。

>平松氏:僕と関川さんは、5年半前にあったマーケティング実践塾の時の同期なんです。そのときたまたま美容関係の仕事をしている方が4人の方と話をしているときに、関川さんがそういったシャンプーを作っているという話をお聞きしました。

娘さんのために作ったとお聞きしたときは、そのストーリーにもとても感動しました。僕も美容の代理店にいて、起業してマーケッターになったので、それなりに商材については知っているつもりでしたが、関川さんの話を聞いて、「こんな方がいるんだな~」と、とてもびっくりしました。

また、その元となっている“マイクロバブル”という技術がすごいと思ったんですよね。僕も代理店時代に美容師さんが手荒れに悩んでいる姿を見ていて、なんとかその状況を改善したいなと思い、さまざまなメーカーさんのハンドクリームなどを試してみましたが、根本的な改善にはなりませんでした。

マイクロバブルの、「シャワーだけで油の汚れまで落とす」という原理を聞いて、シャワーだけで落ちるのであれば、強いシャンプー剤はいらないので界面活性剤をあまり使わなくてもいいですし、それであれば手荒れを改善できるのではないか、というマイクロバブルの原理がとても納得できたんですよね。そういったことがあり、取り組みを始めました。

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